ThinkPad T460sに米沢生産モデルがようやく登場しましたどうせ買うなら、米沢生産モデルが良いという方も少なくないのではないでしょうか。 その一方で、米沢生産モデルが日本製だということはわかるけれど、何が良いのかイマイチピンと来ないという人もいるのではないでしょうか。
ちなみに、これまでのThinkPad(IBMだった大昔を除いて)はずっと中国の方で生産されていました。
かなり長い間、生産されていたのではと思いますが、2011年にNECレノボ・ジャパングループ発足した頃より、米沢工場でのThinkPad生産は既に模索の段階に入っていたのだとか。 その後、2012年~2013年にかけてパイロット生産が行われ、2014年には正式に米沢工場でのThinkPad生産を開始するという事を発表、 そして2015年1月に初めて、ThinkPad X1 Carbonの特別モデルを米沢で生産・限定販売するに至っています。 そして全てのモデルではありませんが2015年から現在にかけて、一部のモデルが米沢で生産され出荷され続けているという流れになります。
国内生産にする事の大きなメリットの一つとして、カスタマイズ対応の良さや品質云々以外に、納期の早さが上げられると思います。
配送期間が短く済むため、その間のトラブルが起きにくいというメリットもありますね。
実際、2016年6月10日時点のT460sの製品ページを見ると、米沢生産モデルの方がそうでないモデルよりも10日程お届け予定日が早いという表示となっており、 注文してからできるだけ早くマシンを手に入れたいという人には、大きな魅力と感じられるのではないでしょうか。 構成面については、レノボの製品は後から新たなオプションが追加される場合が多いので、現時点でという言い方しかできないのですが(これ、購入するタイミングをものすごく迷います・・)、 なぜか米沢生産モデルのみTri-BandワイヤレスLANの選択肢がないようです。米沢生産ではないモデルでは選べます。 イコール、WiGig対応ではないという事になるのですが、こちらはいずれまた追加されるのでしょう。 WiGigを利用したい方にとっては待たされる事になってしまいますが、後から追加はできないため、出てくるのを待つのが賢明だと思われます。
2016年7月4日追記;米沢生産モデルでWiGig対応の構成を選択できるようになっています。
利用したい場合は、ワイヤレスのカスタマイズ項目でTri-Band Wirelessの構成を選択してください。
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